ピアノを教えていると、日々色々なことを聞かれます。
どんな風に練習したら良いのか、とか
ピアノは何歳から始めるのが良いか、とか
ミスタッチを減らすにはどうしたら良いか、とか。
それで、悩む人のためにピアノのQ&Aコーナーを作ろうかと思ったりもしていたのですが、
図書館で、ピアノに関する悩みに答えてくれる良い本を見つけたので、代わりに紹介します＾＾
春畑セロリさんが、月刊Pianoという雑誌に連載していたコラムをまとめたものです。
vol.1が「テクニック向上編」で、姿勢や脱力、タッチ、奏法、練習の仕方や独学に関する悩み
vol.2が「こころとピアノのメンテナンス編」で、やる気がでないとか、先生とうまくいかないとかの悩み
vol.3が「進路就職編」で、音大受験や、留学や、音楽業界に関する質問や疑問に答えています。
基本的に優しく、時に厳しいことが書いてあることもありますが、相談している人のことを思ってくれているのが伝わってくる、温かい本です。悩んでいる人は、是非、図書館などで見つけてみて下さい☆
私も、ピアノをやってきて、色々なことに悩んできました。教えるようになった今も、悩みの種類は変わりましたが、悩み自体が無くなることはありません。でも、色々なやり方を知ったり、人に聞いたり、時には放ったらかしにしたりして、悩みと長く付き合えるようになってきた気がします。深い霧がひらけた日には、悩むから勉強できたし、人と繋がれたし、人生が豊かになったなぁと思える時が来ることを想像しながら、日々一緒に悩みましょう（笑