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子どものための素敵な小曲 No.11〜No.15

  • 2018年7月7日
  • 読了時間: 4分

今回はギロック特集です。

以前少し紹介しましたが、ギロックはアメリカのピアノ教育者として

こどものための作品をたくさん作曲しました。

作る作品のメロディーの美しさから、「教育音楽作曲界のシューベルト」とも呼ばれるそうで、

弾きやすく、親しみやすく、それでいておしゃれな作品がたくさんたくさんあります。

今回は5曲、ピックアップしました。小学校低学年〜中学年向きでしょうか。

どれもおすすめです。どうぞお聴き下さい☆

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No.11は、エオリアンハープです。

ギロックの曲を紹介するのはこれで2曲目です。

今回のエオリアンハープは、小さい子が大好きな(なかなか踏めないので踏んでみたがる)ペダルと、

手の交差(ねこふんじゃったでやるやつ)というアクロバットな技が盛り込まれていて、

普段練習したがらない子でも不思議とやってみたくなる魔法のような曲です。

それでいて、曲としてとても雰囲気があり、素敵に聴こえるというのはすごいことだと思います。

生徒のことを考えて作曲されたんだろうというのが伝わってきて、私もそんな風に出来ているかと

背筋を伸ばす気持ちになります。

演奏することが楽しい、と思ってもらえること間違い無しの一曲です^^

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No.12は、タランテラ。

イタリアのナポリ発祥の、8分の3または8分の6拍子の、テンポの早い舞曲です。

「タランテラ」という名前の由来は、タラントという町の名前から付けられた説や、

毒蜘蛛(タランチュラ)に噛まれた時にその毒を抜くために踊り続けなければならない

という話から付けられたという説、またその毒の苦しさのせいで狂ったように踊り、

やがて死んでしまった様子を表現したという説もあります。

色んな作曲家が「タランテラ」を作曲しているので、聴き比べてみても面白いです。

有名なブルクミュラーの練習曲の中にもありますし、ショパンやリストもタランテラを作曲しています。

余談ですが、高校の時、私の前にレッスンをしている子がいつもリストのタランテラを弾いていたので、

「タランテラ」と聞くと私にはその子が弾いてたタランテラが真っ先に出てきます。

不気味で、狂気じみていて、かっこいいのです。

さて、ギロックのタランテラは、どうでしょうか? どうぞご一聴ください☆

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No.13は、パリの休日。

ギロックの作曲したもので「パリ」と名のつくものは他にも何曲かあり、「パリの花売り少女」や

「パリの想い出」、「パリのポートレイト」など、どれもうまくフランスっぽさを捉えている感じ

がします。

なんというか。野暮ったさがなく、スマートでちょっとおしゃれというか…。

このパリの休日もとても素敵な曲で、後半にわっと見せ場があり、発表会などでも聴き映えする曲です。

レッスンの時に、生徒と「パリってどんなところだろうね?」と一緒に想像しながら演奏するのも、

楽しみのひとつ。実際に旅行するのは時間もお金もかかるけれど、ピアノの前に座ればどんな国でも

ひとっ飛びできてしまうのが、音楽の魅力でもあります。

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No.14は、サラバンド。

サラバンドは、一七、八世紀にスペインをはじめヨーロッパ各地の宮廷で流行した、

ゆるやかな速度の三拍子の舞踊です。男女ペアで踊り、2拍目にお辞儀をするのが特徴となります。

私は、バッハが作曲したフランス組曲やパルティータの中でサラバンドを知りました。

速い曲も多い舞曲の中で、サラバンドが出て来るとほっとした記憶があります(笑

また、ドビュッシーの「ピアノのために」のサラバンドも、好きな曲のひとつです。

緩やかなリズムが持つ味わいを、どうぞお楽しみください。

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No.15は、ウィンナーワルツ。

原題はIn old Vienna。ウィーンの華やかな空気漂う、上品なワルツです。

上で「パリの休日」を紹介しましたが、パリの華やかさとウィーンの華やかさは、

ちょっと違う気がします。どちらも華やかだけど、白いユリと淡いピンクのバラが

違うように、纏う雰囲気がちょっと違う。

ちょっと昔のウィーンに思いを馳せながら弾いてみると、なんとも優雅な気分になれる一曲です。

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