今回は、超入門編。
ギロックの楽しく素敵な曲を5曲お届けします。
レッスンでの使用頻度はかなり高いです。私の生徒は皆、
この5曲のどれか(もしくはいくつか)は通っているんじゃないだろうか。
全て、「ギロックベスト1」という曲集に載っている曲で、
この1冊、私はレッスンでめちゃくちゃ使い倒しています。
ピアノを始めたばかりの生徒さん、お子さんに与える曲として
参考にしていただけたら幸いです^^
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No.61は、ギロック作曲の「インディアンの踊り」です。
難易度★
ターラッタッタッという頭にアクセントのある音形がなかなかかっこいいです。
左手が少なく弾きやすいのに加え、両手で弾くアルペジオが面白い!
こういう曲から演奏の楽しさを味わっていってもらえたらなぁと思います。
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No.62は、キャロリン・ミラー作曲の「あさつゆ」です。
難易度★★
なんとなくどこかで聞いたことがあるような、とても親しみやすいメロディーです。
これも音形がとても弾きやすい。楽譜の音を読むのが苦手な子も、
音符が隣にずれていっているのと同じように手も隣の鍵盤にずれていることを発見すれば
結構スラスラと弾けてしまいます。
なのに、聞いた感じがなかなか良い。小さい子の発表会曲にももってこいです。
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No.63は、マーサ・ミアー作曲の「こびとのマーチ」です。
難易度★★★
3和音や黒鍵が増えてくるため、上の2曲に比べて少し難しいようです。
この曲もなかなか楽しい曲で、いたずら好きのこびとが
あちこち跳ね回っているような印象を受けます。
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No.64は、ギロック作曲の「パリの想い出」です。
難易度★★★ たくさん出てくる3和音や、左手メロディーの場合の弾き方など、
色々な課題に取り組める一曲です。
特に、メロディーが切れないよう、なめらかに歌わせて弾くことは
この曲で是非身につけてほしいテクニック。
左右のバランスも考えて…素敵に弾こうと思ったら
やれることのたくさんある曲です^^
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No.65は、ギロック作曲の「舞曲/バレエ」です。
難易度★★★★★
これだけ、曲が想定している年齢が少し高めかも知れません。
7度の4和音が何度も出てくるので、少し手が大きくならないときついです。
また、右手の16分音符が難易度高めですね。
ここは何度も練習してばっちり仕上げたいところ。
曲想は、バレエのジャンプの練習のようです。
シューズが床を跳ねる音が聞こえてきそうですね。